EC2 Auto Scaling 支援
1. Amazon EC2 Auto Scaling とは?
"Amazon EC2 Auto Scalingを使用すると、アプリケーションのロードを処理できる正確な数のAmazon EC2インスタンスを維持することができます。 Auto ScalingグループというEC2インスタンス集を生成します。
各Auto Scalingグループの最小インスタンス数を指定することができ、Amazon EC2 Auto Scalingではグループの大きさがこの値を下回りません。
各Auto Scalingグループの最大インスタンス数を指定することができ、Amazon EC2 Auto Scalingではグループの大きさがこの値を超えません。
希望する容量を指定した場合、グループを生成した後はいつでもAmazon EC2 Auto Scalingで当該グループでこれだけのインスタンスを保有することができます。
調整ポリシーを指定した場合、Amazon EC2 Auto Scalingではアプリケーションの増減によってインスタンスを立ち上げたり、解約したりすることができます。"
2. Amazon EC2 Auto Scaling 環境の構成例
図のような環境でインスタンスにPLURAエージェントをインストールして使用することができます。
インスタンスがグループから分離されたり、Standby状態になってもホストが終了するのではなく、Auto Scalingグループと接続された弾力的ロードバランサーから該当インスタンスが削除され、トラフィックがロードバランサーからこれらのインスタンスにルートされないだけなので、PLURAエージェントは引き続きログを収集します。

3. PLURA エージェント設定
PLURAエージェントで次のようにAutoScalingで活用する機能を設定することができます。
vi /etc/plura/conf/plura.conf
# ホスト起動時にエージェントログイン遅延設定、 単位秒
login_delay_sec = 0
# Auto Scaling使用時にインスタンス固有の識別子をホストに転送する設定(値が1のときに転送)
login_with_machine_id = 0
# 複数のネットワーク インターフェイスを使用するときにウェブに表示されるIP アドレス設定
#(システム > システム管理リストに表示される代表IPアドレスを指定)
interface = eth1
#(システム > リソース モニタリング > ネットワーク トラフィックを収集するインターフェイスの設定)
interface_mon = eth1
# ホスト起動時のhostname変更によるログイン遅延設定
login_hostname_check=0 (default = 0)
# 0 > 指定された遅延時間まで絶対に待つ
# 1 > hostname変更が1回検出されると遅延中断
# 2 > hostname変更が2回検出されたら遅延中断
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